2013/09/23

AndroidのKindleの再インストール時の注意

AndroidのKindleが起動しなくなり、再インストールすることがあります。
再インストール後、ログインすると、パーソナル・ドキュメントの送信先として使用するSend-to-Kindle Emailアドレスが変わってしまいます。
Amazonのアカウントサービスにログインし、パーソナル・ドキュメントを見ると、前のアドレスが残ったまま、新しいアドレスが追加されています。
前のアドレスを削除し、追加されたアドレスを元のアドレスに変更すれば、元のアドレスを使えるようになります。

2013/09/14

PCのカレンダー(Office Outlookの予定表)をAndroidの予定表(ジョルテ)で表示

先日のブログで、Outlook.comのカレンダー(Microsoftアカウント)と、Androidのジョルテを関連づけました。
そこで、今回は、PCのカレンダーとして使っているOffice Outlookの予定表と、Androidのジョルテを関連づけます。
そのためには、Outlook.comのカレンダー(Microsoftアカウント)を経由する必要があります。
流れとしては、次のとおりです。
  1. Office Outlookで、Office.comに対して公開予定表を作成する。
  2. Outlook.comで、Office.comから公開予定表を購読する。
  3. ジョルテで、Outlook.comで購読した公開予定表を同期する。

1. Office Outlookで、Office.comに対して公開予定表を作成する。

まず、Office Outlookの予定表で、「ホーム」タブの「オンラインで公開」→「Office.comに公開」を選択します。
すると、「Microsoft Outlook予定表共有サービスダイアログ」が立ち上がります。
右下の「サインイン」をクリックし、Microsoftアカウントにログインします。
(2段階認証にも対応しています。)
ログインに成功すると、サインインの完了の表示が出ますので、右下の「完了」をクリックします。
「予定表を、Office.comに公開」ダイアログが表示されます。

ここで、期間(何日前から何日後までを公開(アップロード)するか、詳細情報(空き時間のみ(予定あり、仮の予定、外出中)か、詳細情報も含むか)、アクセス権(招待したユーザに対してのみか(メールで招待された相手は、Microsoftアカウントの認証が必要)、すべてのユーザに対してか(リンク先を知っていれば誰でも参照できる))を指定します。
ここで、Outlook.comのカレンダーで表示するためには、アクセス権は、すべてのユーザに対して許可する必要があります(Outlook.comの仕様)。
Outlook.comには、Microsoftアカウントでログインするため、招待されたユーザに対してのみを設定できればセキュリティ上、安心なのですが、それだと、Outlook.comのカレンダーに表示させようとすると、アクセス権がないと表示されます。
すべてのユーザで参照できるため、空き時間のみ(予定あり、仮の予定、外出中)にしておくと、自分のカレンダーにも、空き時間のみしか表示されませんが、万が一他のユーザに見られても安心です。
「OK」ボタンを押すと、公開予定表のアップロードが始まり、「共有への招待の送信」ダイアログが表示されます。
公開予定表(ics形式)の格納先のURLを把握するため、「はい」をクリックします。
メールの送信ダイアログが表示されます。以下のwebcals://で始まるURLをコピーします。

これで、Office Outlookから、Office.comに対して、定期的に予定表が公開予定表として送信されるようになりました。
状況の確認をするには、Office Outlookの、「アカウント設定」の「公開予定表」タブに、予定表があることを確認します。
またメールの「送受信」タブの「送受信グループ」→「送受信グループの定義」で、「送受信グループ」ダイアログを表示し、「すべてのアカウント」を選択し、「編集」を押し、「送受信設定」ダイアログの「公開予定表」タブで、「この送受信グループに公開予定表を含める」にチェックがあることを確認します。



2. Outlook.comで、Office.comから公開予定表を購読する。

次に、Outlook.comのカレンダーで、1. でOffice.comにアップロードした公開予定表を購読します。
Microsoftアカウントでログインし、Outlook.comのカレンダーを表示します。
「インポート」を選択し、「受信登録」を選択します。
「カレンダーURL」に、先ほどコピーした、webcals://で始まるURLを貼り付けます。
ここで、webcalsのsを削除し、参照モードにします。
「カレンダー名」に、任意の名称(Outlookカレンダー等)を入力し、カレンダーの色を選択し、「受信登録」ボタンを押します。
すると、「カレンダー」画面に、Office Outlookのカレンダーが重畳して表示されます。
水色の予定が、もともとOutlook.comのカレンダーで作成した予定、黄緑色の予定あり等の予定が、Office Outlookのカレンダーの予定です。
ここで、更新間隔が設定できないことに気づきましたでしょうか。
Office OutlookからOffice.comには、30分間隔程度の間隔でアップロードされますが、Office.comからOutlook.comには、28時間程度の間隔でダウンロードされます
これは、Outlook.comの購読の仕様のようで、Office Outlookで更新しても、最大1日以上のタイムラグがあることになります。
最終更新日時は、Outlook.comのカレンダーの設定(歯車マーク)から、「アラームとカレンダーの設定を編集」で購読しているカレンダー名を選択すると、最終更新日が確認できます。

3. ジョルテで、Outlook.comで購読した公開予定表を同期する。

ここまできたら、後はスマホで、Outlook.comで購読した公開予定表を表示します。
続けて進めたいところですが、スマホとOutlook.comの同期に1日ほどかかるかもしれません。

Androidでカレンダーを選択し、「その他」→「カレンダー」を表示します。すると、Outlookアカウントの中に、購読しているカレンダー名(読み取りのみ)が追加で表示されます。
(追加で表示されない場合は、最長1日ほど、お待ちください。)
購読しているカレンダー名の右のボタン(同期矢印と目玉のボタン)を押し、同期、表示にします。
その後、ジョルテの「カレンダー」を押すと、「マイカレンダー」に、購読しているカレンダー名(読み取りのみ)が表示されますので、チェックを入れます。
すると、ジョルテにPCの予定表が空き時間(予定あり、仮の予定、外出中)で表示されます。

PCの予定表は参照のみで、ジョルテで作成した予定表は、従来のOutlook.comのカレンダーに追加されます。よって、ジョルテで作成した予定表は、PCの予定表には表示されません。

このため、PCの予定表ではフォーマルな予定を、ジョルテの予定表ではプライベートな予定を、使い分けて入力することにより、外出先において、ジョルテで、フォーマルな予定の空き時間を確認しながら、プライベートな予定を入力することができます。

現状28時間程度のOffice.comからOutlook.comへの更新間隔が2時間程度まで短くなれば、相当使い勝手が良くなるのですが・・・

2013/09/08

GoogleとOutlook.comの2段階認証時のコードの送信元のメールアドレス

GoogleやOutlook.comで2段階認証を使用し、携帯メールでコードを受信する設定にし、携帯メール側でフィルタリングしている場合、以下のアドレスを受信許可のアドレスとして指定してください。

noreply@google.com
account-security-noreply@account.microsoft.com

Outlook.comは、以前は、live.comドメインのメールアドレスからコードを送信していましたが、microsoft.comドメインに変更になったため、live.comドメインを受信許可に設定していた私は、一時、受信できなくなり、microsoft.comドメインを追加し、受信できるようになりました。

カレンダーをGoogleからOutlook.comへ切替時のジョルテ、Androidの設定変更について

カレンダーをGoogleからOutlook.comへ切り替えました。理由は、新しいジョルテが、Outlookカレンダーと同期できるようになったためです。
(今のバージョンは、1.6.2)
手順は、以下のとおりです。

○ Outlookカレンダーとの同期の設定
  • Google Playから、Outlook.comをインストール(メール用途だけではなく、ジョルテでカレンダーを同期するために必要)
  • Googleカレンダーで、カレンダー(ics)ファイルをエキスポートし、Outlookカレンダーでインポート(細部の手順は、他のページで確認願います。)

○ 同期の設定
 
(1)ジョルテ
  • 「カレンダー」→「マイカレンダー」の、「○○(自分)のカレンダー」(com.outlook.Z7.eas)にチェック(この際、「カレンダーを追加」の「Googleカレンダー」のチェックを外さないこと。チェックを外すと、「マイカレンダー」から、「○○(自分)のカレンダー」(com.outlook.Z7.eas)が消えて、同期ができなくなります。
(2)カレンダー
  • 「カレンダー」を起動し、「その他」→「カレンダー」で、outlookのアカウントの「日本の休日(読み取りのみ)」を同期、非表示、「○○(自分)のカレンダー」を同期、表示、「誕生日カレンダー(読み取りのみ)」を同期、非表示にする。(「日本の休日(読み取りのみ)」、「誕生日カレンダー(読み取りのみ)」を未同期、非表示にすると、ジョルテの祝日が、ジョルテとOutlookで同じ表示が2行出てきてしまう。)

○ Googleカレンダーの同期を外す。
(1)Androidの同期
  • 「設定」→「アカウントと同期」→「gmailのアカウント」→「カレンダーを同期」のチェックを外す。(ローカルのスマホのデータをきれいに消したいのであれば、PC等でサーバ側のGoogleのカレンダーのデータを削除後、同期してから、チェックを外すと良さそう)
(2)カレンダーの同期
  • 「カレンダー」を起動し、「その他」→「カレンダー」で、gmail関係のメールアカウント、日本の祝日、連絡先の誕生日と予定を未同期、非表示にする。

○ 変更後の設定
私は、メール、カレンダーはOutlookに同期し、連絡先、ToDoはGoogleに同期しています。
(裏で、Googleの連絡先からOutlookの連絡先に同期)
連絡先がGoogleなのは、他のスマホから赤外線で連絡先を受信できるためです(6/15のブログのとおり)。
ToDoもGoogleなのは、ジョルテに、Outlookカレンダーのタスクとの同期機能がないためです。
 
同期の設定は、以下のとおり。
(1)Android
  • 「設定」→「アカウントと同期」→「gmailのアカウント」→連絡先を同期のみ
  • 「設定」→「アカウントと同期」→「Outlookのアカウント」→カレンダーを同期し、連絡先は同期しない。
(2)ジョルテ
  • 「カレンダー」→「○○(自分)さんのカレンダー」にチェック
  • 「Todo&メモの設定」→Googleタスクのアカウントの設定、「自動同期を使用する」にチェック